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マンガルチャー

漫画は癒し

アイアムアヒーロー【ゾンビもの?いえいえ、英雄の成長物語です】花沢健吾

パニックホラー

アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス)

 

ゾンビを題材にしているマンガ最近流行っていますね。「アポカリプスの砦」やら、「学園封鎖」、ちょっと毛色の違うところでいくと、「ゾンビッチはビッチに含まれますか」とか、「詩音オブザデッド」とか、「晴れ後ゾン日和」とか。「魔法少女・オブ・ザ・エンド」も近いか。

 

そんな中でもゾンビものとしては、これらの頂点に君臨するんじゃないかと個人的に思うのが、このアイアムアヒーロー(実写公開の挨拶まで、ZQNの事はゾンビとは言われてませんでしたが)。大泉洋さん主演で実写化も決まっていますよね。そんな「アイアムアヒーロー」の紹介をしたいと思います、それでは、行ってみましょう!!

 

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あらすじ

主人公の「鈴木英雄」は、しがないエロ漫画家のアシスタント。文句を言いながらも毎日、毎日アシスタントとして、働き続けていた。 そんなある日、彼女(黒川徹子:通称てっこ)のところを訪ねると、いきなりてっこがZQNになって襲いかかってきた・・・

 

感想

アイアムアヒーローはこの記事を描いている段階で、16巻まで刊行されており、kindle版は1巻遅れで販売されています。僕はkindleで読んでいるので、感想は15巻までになっています(kindle版16巻の発売日は、5/25)。

 

アイアムアヒーローは15巻までの中で大きく分けると、プロローグ、英雄の逃亡編、ヒロミとの出会い編、アウトレットモール編、クルス編、箱根編の6つに分けられます(あらすじはプロローグを「かなり」ざっくり書きました)。

 

全ての話が繋がっているので、正確な切れ目というのはクルス編以外は難しいところですけど・・・・、それぞれに分けて感想を書きたいと思います。

 

プロローグ

かったるい、というか長い。ここで力尽きてしまった読者は何人いるのだろうか。連載の時によく1巻の後半まで耐えれたなと、読み返す度に思いますね。

 

最初、アイアムアヒーローってエライ評判いいけど、どんなマンガなんだろと思って、内容を知らずに読んでたんで、1巻の途中では、内容が訳もわからないし、面白くもないしと我慢して読んでました。

 

しかし、タクシーに轢かれた女性が首が変な方向に曲がっているのに、普通に歩き出すところから「おっ、なんだこれは・・・」となって、少しずつ面白くなってくるんですよね。

 

英雄の逃亡編、ヒロミとの出会い編

 

アイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス)

まず彼女の黒川徹子がZQN化して、英雄に襲いかかるところから。まずこの時点で、プロローグとスピード感が大きく変わって、テンポが良くなってきます。

 

色々あって、ZQN化した徹子から助かった英雄は、外に出ようとするが、町中のZQNに襲われます。 そして、逃げ回った結果、樹海の中で早狩比呂美と出会います。さらに、落ち着いたかと思ったら、ヒロミの同級生に襲いかかられ、英雄の銃を使って撃退するという流れですが、樹海の中での展開がとても良いです。

 

特に良いと思うのは2つあって、1つは、ZQN化したヒロミの友達が、ZQN化した事で本質を表し、それに対してヒロミが意を決して、銃を使い過去と決別しようとした場面。ZQNに襲われるかも・・・と緊張感のあるシーンですが、ヒロミの決意が伺える描写があります

 

2つ目は、英雄の成長。今までなんとなく生きてきた英雄がヒロミのために動くのが印象的(おばあさんZQNに追いかけられた時に、手を離そうとしたのは、おいといて)冴えなかった英雄がカッコよく見えてくるのは何故なんでしょうか

 

アウトレットモール編

アイアムアヒーロー 6 (ビッグコミックス)

 

ここで、英雄たちと行動をともにする藪(小田つぐみ)が出てきます。このアウトレットモール編は盛り上がり部分が食料を探しにいってから、車で逃げ出すところまでなので、個人的にはあんまり面白くありません。

 

ただ、このアウトレットモール編で作者の花沢健吾さん、表現力、パねーななと思ったのが、英雄が、仮面を被って移動するシーン。仮面越しに見る世界が、まるでバイオハザードのようで、1コマ1コマに緊張感が伝わってきます。

 

クルス編

アイアムアヒーロー(11) (ビッグコミックス)

英雄の話から離れて、ここからZQNの進化形ともいうべき「クルス」達が登場します。なんでみんな白ブリーフなの?という突っ込みポイントはありますが、引きこもりがヒーローになるという前フリがたくさんあるので、そういったところに由来してるのでしょう(おそらく英雄もブリーフ、たぶん)。

 

クルス編からは、ZQNから今まで逃げ回っていただけの状況とは打って変わり、クルスになることによって、身体能力が大幅に向上するため、バトルのような描写があります。

 

クルス達三人のバトルは、数ページに渡って書き込まれていますが、花沢さんの独特の手法である、静止画をコマ送りにしたような技法のおかげで、スピード感を読み手に与える形になっています。

 

箱根湯本編

アイアムアヒーロー 14 (ビッグコミックス)

Kindleで配信されている15巻までの(2015/05/23段階)、今はここまでクルスがくっついたようなやつが沢山でてくるのか、なぜ英雄達を助けたのか? 今後の展開が気になるところです。

 

まとめ

15巻分の感想なので、ちょっと長くなっちゃいましたね。でも、アイアムアヒーローはそれくらい面白いんですよ、いやマジで。 15巻と、かなり進んでいますが、実はあんまり謎が明らかになっていないのもアイアムアヒーローの特徴。

 

ですから、考察も楽しむことができます。考察を読みたくなると、こちらのサイト「

黒くないすべてのものはカラスではない」で見てます。かなり深く考察されてますよ(最近は更新されてないようですが・・・残念)。

 

もうすぐ、Kindleで16巻(コミックは17巻)が発売!!楽しみです!! l

アイアムアヒーロー 16 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 16 (ビッグコミックス)

 

  

アイアムアヒーロー 17 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 17 (ビッグコミックス)