読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マンガルチャー

無料で読めるスマホアプリの漫画を紹介中

悪の教典(マンガボックス連載中)【原作を読んでみました】貴志祐輔

マンガボックスで連載が始まった「悪の教典」、マンガは全く読んだ事ないし、映画も見た事がなかったので、先取りのつもりで原作を読んでみました。もともと貴志祐輔さんの本はとても好きで、「青の炎」やら「黒い家」なんかは、マンガかされる前から読んでいました(ちなみに青い炎は、二ノ宮くんと松浦あやで主演映画が公開されていました)。

 

悪の教典〈上〉 (文春文庫)

悪の教典〈上〉 (文春文庫)

 
青の炎 (角川文庫)

青の炎 (角川文庫)

 

  

他にも「新世界より」なんかも好きで、これはマンガ化、アニメ化されましたね。ちなみにマンガの方は最近kindleで最終巻が出たばかりで、こちらはマンガで全部揃えました(小説版は読んでません・・・)。

新世界より(1)

新世界より(1)

 

 

 

少し話が逸れちゃいましたが、悪の教典も貴志祐輔ワールド全開って感じでかなり面白いです。ただ他の作品に比べて、グロテスクな描写が特に多いように感じます。蓮見先生が本当にやりすぎちゃうんです・・・

現在マンガボックスで連載されている感じを見ていると、かなり原作を忠実に再現しているんですね。マンガボックスの中でも、1週間の掲載ページが多くてとても満足な内容になって、毎週楽しみにしています。

せっかくなので、読んだ小説版の方であらすじ、感想を残しておきたいと思います(上記の通り、原作に忠実なのでほとんど同じ展開になっていると思いますが・・・)。

 

あらすじ

私立晨光学院町田高校に英語教師として働く「蓮実聖司(はすみせいじ)」は、頭脳明晰、スポーツ万能で生徒だけではなく、校長、教頭、そしてPTAといった周辺の人たちから、信頼の厚い一方で、人に共感する能力が欠如したサイコパスであった。

過去から、自分にとって都合の悪い周りの人々を様々な手段を取って始末していく蓮見は、私立晨光学院町田高校でも同様に、卑劣な手段を用いて、不要な人間を排除し、蓮見にとっての理想の王国を作ろうとする。。。 

感想

やっぱり、貴志祐輔の小説は面白い。現在よく問題として取沙汰される「イジメ」や、「モンスターペアレント」、そして「学級崩壊」など、ドラマでは熱い教師が、熱血で叫びまくって解決するというスタイルが多いですが、この「悪の教典」は、青春ドラマとは真逆の存在です。

 

 

普通の人なら「自分で気に入らない人間がいる→なんとか、距離を保って生活する」ですが、蓮見先生の場合は「気に入らない→歌を歌いながら殺す」みたいな感じですからね。計画殺人を犯す時の蓮見先生のイメージとしては少し古いですが、映画「時計仕掛けのオレンジ」の主人公で不良少年のアレックスが近いかなと思っています。

 

マンガ版は原作に対してかなり忠実ですが、原作と大きく違うのが前置きの短さ。蓮見先生がダークな部分を本格的に見せ始めるのは、小説全体のうち、1/4程度が進んでからです。ですから、マンガ版のようにテンポ良く読むのは難しいかもしれません(私は前置きが長くて、最初辛かった・・・)

 

 

しかし、蓮見先生が清田梨奈の父親が在宅中に家に火をつけるところから物語が一気に加速していきます。一度アクセルが掛かってからの、貴志祐輔さんの本は読むのをやめられませんね。

 

色々あって、最後は文化祭前日にクラスの教え子を全員殺そうとするのですが・・・どういう経緯でそのように至ったのかは、ぜひ小説、またはマンガを読んで頂きたいところです。

 

 

まとめ

やっぱり、貴志祐輔さんの本は面白いです!!また今度、最近完結した「新世界より」のレビューをしたいと思います。長文、読んで頂き、ありがとうございました。

 

今回紹介した小説のコミックスはこちら!

悪の教典(1) (アフタヌーンKC)

悪の教典(1) (アフタヌーンKC)