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え?あの漫画、公式アプリで読めるの!?

【無料で読める】あずみ 【戦国の世に生きた無垢な刺客の悲しいお話】

あずみ(1) (ビッグコミックス)

今回紹介するのは「あずみ」。爺によって徳川家康の天下を脅かす者たちを暗殺するために育てられた10人の子供たちのうち、最も強く、そしてただ一人の女の子のお話です。

1994年から2014年まで連載(途中に休載期間あり)された名作であり、映画化もされた有名作です。

「あずみ」は2017年7月10日までマンガワンで無料公開中です。

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武術を叩き込まれた10人の子供たち

物語の主人公は、戦国の世の後(関ヶ原の戦いの後)に、新しい敵の芽を詰むために、爺から武術を教え込まれ、刺客として育てられた10人の子供たちのうち、唯一の女の子「あずみ」。彼女を含む、子供たちが物語の中心となって進んでいきます。

ちょっとネタバレなんですが、第一話で10人の子供達は修行を終えた子供たちは、爺から修行の仕上げとして、「一番仲の良い相手と命を掛けた立会い」をして、5人になります。

10人が、悪人をバッタバッタなぎ倒すマンガだと思い込んで、読み始めたこともあって、この最初のシーンがとても印象的で、初めて読んだ時に衝撃を受けましたね。

後でも書いていますが、「この10人の子供は強いけど、不死身のヒーローではない」というところが「あずみ」の魅力でもあり、読んでいて「いつかこの子はいなくなるかも」とおいう感情を読者に抱かせるところが、単調さがなくドキドキ感を伝えてくれるポイントだと思っています。

 

豊臣秀頼の戦力を削ぐために刺客として送り込まれる

この10人の刺客は、徳川家康の側近「天海」の命によって送り込まれた刺客であり、その最大の目的は、今後戦を起こす可能性のある人間の「枝打ち」が目的。

そのため、豊臣秀頼の実在した周辺人物が登場します(例えば、加藤清正)。実在の人物が登場したり、物語が進むと、大阪夏の陣なども出てくるので、歴史が好きな人はより楽しめると思います。 

 

武術の達人である子供たちの剣術活劇も魅力

主人公「あずみ」を含め、育てられた子供達は、「大人の謀略の上で動かされる手駒」として、数々の忍者や剣術の使い手と戦う事になります。

描き手の「小山ゆう」さんの魅力だと思うのですが、この子供達と大人達の斬り合いや戦いもかなり魅力的。静止画なのに、そこで動いているような躍動感があります。

斬り合いだけでいえば、あずみと小野一派である「喬介」「凛太朗」のところが好きですね。刺客という立場の「あずみ」は剣士ではないので、立会いのシーンはほとんどないのですが、あのシーンがとても印象的でした。

 

仲間を失い、そして心も体も成長していくあずみ

途中でも書きましたが、爺に育てられた子供たちは、刺客として送り込まれる中で仲間を失ってしまいます。

それとともに、なぜ自分たちが戦っているのか?なぜ仲間を失っていかなければいけないのか?を子供ながらに考えながら、そして考えながら生きていきます。

また、物語が始まった時は子供で斬り合いが中心だったストーリーの中に、わからないながらも恋を経験していきます。刺客として、斬り合いする時には冷徹でありながらも、自分の好いた男性の前では初心(うぶ)になる大きなギャップが、あずみというキャラクターの魅力をさらに増しています。

 

まとめ

マンガワンで無料連載があったことで、改めて読み直してみたあずみ。まだ12巻くらいまでしか読んでいませんが、やっぱり面白いですね。先が気になってしまって、他のことが手につきません。

斬り合いが中心なので、ちょっと描写としては怖いものがありますが、戦国の世の中の歪みみたいなものを、子供の純真な目を通して描く「あずみ」は、単純な面白さだけでなく、こんな世の中になって欲しくないという「恐ろしさ」も教えてくれる漫画だとおもいます。

まだ読んだことがない人はぜひ、一度読んで見てほしい名作です。

あずみは、小学館のアプリ「マンガワン」で2017/7/3まで無料で読むことができます。他にもたくさんの名作マンガがあるのでおすすめのアプリです。

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忍者ものならバジリスクもいいですね。それぞれが使う忍術が全員一癖あって、読者も騙されます。