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まんがで夜更かし

「なぜあなたは漫画を読むのですか?」と聞かれたら、そこに漫画があるからと答えます。

<完結>フェチクラス1~2巻 【脳が人に及ぼす影響とは】 黒沢治美・夏也園子

パニックホラー
フェチクラス : 1 (アクションコミックス)

 

久しぶりにパニックホラーもので面白い作品に出会いました、それがこの「フェチクラス」。最近、こういったパニックホラーは、陳腐化されていて、緊張感の伝わってこないマンガがイッパイあります。そういうマンガは、「あぁ、こういうパターンね」と冷静に見てしまい、ホラーものとして本来持つべき、怖さの概念が消し飛んでしまっているケースが多いように感じます。

 

そういった中で、この「フェチクラス」のパニックホラーものとしての面白さは最近のマンガの中では群を抜いている作品だと思います。それではあらすじ、感想など、行ってみましょう!!

 

あらすじ

主人公「黒瀬」の通う学校での近くで、足が切断されるという殺人事件が起こっていた。その犯人は黒瀬の同じクラスメイトであり、足をコレクションするのが目的の異常者だった。

 

しかし、そのクラスメイトが殺害される事件が起きる。次は手が無くなっていた。そんな特殊性(フェチ)を持つクラスメイト達による、異常な連鎖が起こりつつあった・・・

 

感想

物語の構成

このマンガ、元々は小説のようです。結末が決まっている事もあってか、物語の伏線の張り方が深く、読み進めながら色んな予想をしてしまう面白さがあります

フェチクラス (双葉文庫)

フェチクラス (双葉文庫)

 

 

中でも、話の本筋である「なぜフェチにこだわる異常者が続出するのか?」というところについては、色々な予想を立てたくなります。

 

2巻以降でちょくちょく出てくる「脳」というキーワード。各クラスメイトに、フェチを起こさせる原因は「脳」に働きかけを行っていると推察されますが、どのようなメカニズムで働きかけを行っていると結論付けるのか。このあたりの結末が楽しみなところです。

 

黒瀬の魅力

主人公の黒瀬は「イケメン、めっちゃ頭いい、ちょっとぶっきらぼう」と、少女マンガの代表のような設定になっています。とはいえ、そんなに嫌味なキャラクターでもありません。

 

中でも、魅力があるのは主人公なのに、ほとんど過去が明らかになっていないところ。2巻で少しだけ、両親との過去が描かれていますが、なぜ「クロ助掲示板」でクラスメイトを監視できる程のサイト構築ができ、メンバー達とコミュニティを形成できているのかは明らかになっていません。

 

また、フェチクラスというタイトルですし、小説発信なので恐らく最後に大きなどんでん返しがあるはず。とすれば、「この黒瀬の持つフェチがなんなのか?」に大きな期待をしてしまいますね。

 

2巻時点では、黒瀬に関わる情報は少ないため、まだお預け状態ですが、今後の展開が楽しみです。

 

まとめ

2巻までのストーリーにはほとんど触れませんでしたが、大雑把に言うと、フェチに取り付かれたクラスメイトに、黒瀬の親友「タキ」が拉致されて助けに行く、という流れになっています。

 

黒瀬は、天才的な頭脳を活かして、どうやって囚われている「タキ」を助けるのか。3巻は山場からのスタートです。

 

追記)残念ながら、本作品は2巻で打ち切りになってしまいました。「タキ」を助けるところから気になっているので、小説版を読もうかな・・・と思っています。

 

フェチクラス : 1 (アクションコミックス)

フェチクラス : 1 (アクションコミックス)

 

 

フェチクラス : 2 (アクションコミックス)

フェチクラス : 2 (アクションコミックス)