読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マンガルチャー

漫画は癒し

監獄学園(プリズンスクール) 感想【真性おバカ男子5人の青春ハイスクール・コメディ】 平本アキラ

ギャグ

監獄学園(1) (ヤングマガジンコミックス)

ギャグマンガといえば、今までは絵はイマイチなんだけど下ネタと勢いでなんとかするタイプのもの(例えば、「ボンボン坂高校演劇部」とか、「やるっきゃ騎士」)とか、もしくはシュールさを売りにしたタイプのもの(たとえば、「すごいよ!!マサルさん」)が多かったですが、昨今はそこに絵のクオリティの高さが付いてきています。

 

そういう意味で、シュールさをメインに推したうえで、絵のクオリティを上げてきているのが、「坂本ですが?」。

坂本ですが? 1 (ビームコミックス)

坂本ですが? 1 (ビームコミックス)

  • 作者: 佐野菜見
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2013/01/15
  • メディア: コミック
  • 購入: 9人 クリック: 124回
 

 

一方で、下ネタに絵のクオリティの高さを持ち込んだのが、この「監獄学園(プリズンスクール)」だと思っています。それでは、あらすじ、感想、行ってみましょう。

 

<スポンサーリンク>

 

「監獄学園」あらすじ、感想

あらすじ

私立八光学園。昨年まで女子校だったその学校に入学した5人の男子生徒、「キヨシ」「ガクト」「シンゴ」「ジョー」「アンドレ」。周りは女子ばかりのハーレムな状態にも拘わらず、入学以降、女子とはほとんど言葉を交わしていない・・・。そんな抑圧された男子生徒5人は、ついに「女子風呂ノゾキ作戦」を決行してしまう。

 

しかし、その策略が裏生徒会によって、白日のもとに晒されてしまった5人は、グラウンドの中央に作られた監獄(プリズン)に収監されてしまった。

 

唯一女子「千代ちゃん」と話し、相撲観戦を約束したキヨシ。約束の日程はまだ収監され、外出許可が下りないという状況に対して、彼は脱獄を決意する・・・。

 

お色気とギャグの絶妙なハーモニー

「監獄学園」という重々しいタイトルと、陰影を使った表紙から想像される内容とは、全く異なります。初めて読んだ時、騙されましたね、完全に。

 

タイトルは、あらすじで書いたように、覗きをした代償に、キヨシを初めとする男子生徒5人が、校庭の中央にある監獄(プリズン)に収監されることに由来しています。

 

覗きを行った罰に、男子生徒が裏生徒会によって収監される。果たして、こんな展開のマンガが今まであったでしょうか。しかも、2巻の表紙になっている、ダイナマイトボディを持つセクシー担当、副会長「白木芽衣子(しらきめいこ)」や

 

・副会長

監獄学園(2) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

 

口に花を加えながら、可愛らしさをアピールしているにも関わらず、空手の使い手で、ガクトに迷いなくカカト落としを食らわせる、アブノーマル担当、書記「緑川花(みどりかわはな)」、

 

 

・書記「緑川 花」

監獄学園(4) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

に、「これでもか!!」というくらいにお仕置きされてしまいます。しかし、そのお仕置きシーンも、ギャグを絡めた要素を十二分に持ち合わせたシーンになっているのが、この監獄学園の特徴です。

 

くだらない事を真剣にやる事ほど面白いことはない

キヨシをはじめとする男子生徒5人は、とにかくおバカで、天然な勘違いヤローばっかり。だからこそ、普通の人が「そんなことやんねーよ」と思うようなことを真剣な面持ちで物事に臨む。そこに監獄学園の魅力があるのです。

 

物語の本来のスタートは、キヨシが千代ちゃんと相撲観戦にいくために、監獄を抜け出すこと。その大脱出劇のために、下らないことに真剣に取り組むの魅力の一つですね。

 

生粋のおバカ達が織り成す巧妙な展開

 ここまで、キヨシ達がおバカなように書いてきましたが、そうではありません。この監獄学園は、登場人物全てがおバカなのです。

 

ちょっとズレた人たちが、勘違いしながら物語(笑い)を作っていく。裏生徒会長という生徒のトップにたつ人間も・・・、そして理事長という存在までがズレた人間のため、全てのキャラクターの登場シーンに笑いの伏線が張り巡らされています。

 

とにかく絵が上手い

ギャグマンガとは思えないクオリティで描かれている「監獄学園」。表紙の絵以上のテイストに仕上がっています。なんというか、肉感が凄いんですよ。

 

下ネタギャグの多いマンガは総じて、その下ネタパワーの強力な力に頼りがちですが、この監獄学園は違います。絵が上手すぎて、下ネタが最早高尚なものに見えてくるくらいの印象を読者に与えてくれます

 

アニメ化でも大人気

 ここまでオススメしておいてなんですが、まだ読んでいない人は、アニメで先に見る方がいいかもしれません。というのは、アニメがオリジナル展開ほぼ無しで、完全再現、いえ、原作以上に作り込まれているといっても過言ではありません

 

マンガはいくら面白いといっても、静的。アニメーションにより命を吹き込まれたギャグ達は、容赦なく視聴者に笑わせようと襲いかかってきます。正直なところ、僕はマンガよりもアニメ派ですね。

 

まだ第二期の発表はありませんが、評価の非常に高い作品ですから、たぶん続編が公開されることでしょう。その日が待ちどおしいですね。

 

アニメに引き続き、ドラマ化も

 アニメ化で人気があったからなのか、事前に決まっていたのか、わかりませんが実写化もされています。

 

ぼくは初回を見逃してしまったため、残念ながら見ていないのですが、思った以上に評価がいいみたいですね。時間がある時にまとめて見てみたいなぁと思っています。

 

「監獄学園」のまとめ

監獄学園(1) (ヤングマガジンコミックス)

監獄学園(1) (ヤングマガジンコミックス)

  • 作者: 平本アキラ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/02/15
  • メディア: Kindle版
 

 とにかく、おバカキャラ達がテンポよくが織り成すギャグ(主に下ネタ中心)が魅力的な「監獄学園」。正直、文章だけでは伝えるのが難しい・・・。伝える力がないのがもどかしいです・・・。

 

とにかく、ギャグマンガの絵が苦手だなぁという人にも、ぜひ読んでほしい、面白いですから。あ、ちなみに、読むときは、周りに人がいない時をお勧めします

<スポンサーリンク>