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結界師 【妖に力を与える烏森の守護者達】 田辺イエロウ

結界師(1) (少年サンデーコミックス)

現在、BIRDMEN(バードメン)を連載している田辺イエロウ先生の前作、小学館のサンデーで連載されていた「結界師(けっかいし)」の紹介。まさに王道の少年漫画という内容になっていて、熱い展開が多く見どころの多い魅力的なマンガ。凄く人気が高かったこともあり、全35巻の長編作品になっています。

「結界師」ストーリー

妖に急激に力を与えて進化させる特別な土地「烏森」。その土地を守るため、結界師と呼ばれる血族である「雪村」と「墨村」。主人公の墨村良守は、雪村時音とともに妖の退治していたが、良守はある日妖に騙され、時音は腕に怪我を負い妖の毒気にあてられ寝込んでしまう。

時音は、無事回復するが腕に傷跡を残してしまう。この出来事から、良守はどんなことがあっても、時音を守ることに決めたのであった。

 

 王道ストーリーの展開が熱い

 基本的に妖が烏森の地を狙って現れ、その敵を倒すために良守が立ち上がるという展開で、まさに典型的な少年漫画の王道ストーリー。シンプルだからこそ、楽しめます。もちろん熱い展開の後に泣きそうになるシーンもちゃんとあります。

後半になってくると良守の兄であり、狂言回し的な役割を担ってくる正守が、少年漫画っぽくない政治的な駆け引きをしていたりと、深みが出てきます。最後は兄の方が主人公なんじゃないかと思えるシーンがある程になってます。

 

結界で戦うという設定

この漫画の戦い方で斬新だったのが、結界を使って戦うという方法。妖を結界の中に包み込んで、挟むような形にすることで撃退するという仕組みでした。炎が出たり、雷が使えたり、とか異能力を持つヒーローはたくさんいると思いますが、そういった意味ではひと癖ある技を持つの主人公。

少年漫画らしく、強い相手に出会う旅に結界術が強くなっていくわけですが、これも色々なパターンがあって面白い。読みながら、パズルのように戦えるなぁ、と思ったのが印象深いです。 また、良守と時音は、最初は同じタイプの結界術を使いますが、物語が進むにつれタイプが変わってくるところも見どころになってます。

 

好きなエピソード①:夜未の鬼「ヨキ」

初期の方のエピソード。自分の鬼であり、愚鈍なヨキを烏森の力でパワーアップさせようとした夜未の話がとても面白かった。自分に自信がない人は重ね合わせる部分があるんじゃないのかなぁ。僕がまさにそのタイプでした。

 

好きなエピソード②:志々尾限の完全変化

結界師の中では間違いなく一番好きなキャラクターが、志々尾限。妖交じりであり、主人公の良守や時音と不器用ながらも、少しづつ心を開いていくキャラクター。強大な敵に対して、良守と協力して立ち向かっていく姿に感動するとともに、その後の展開に涙が止まりません。なんでなんだぁ、志々雄ぉぉぉ!!

ちなみに志々尾という名前ですが、「るろうに剣心」のようなキャラクターではないので悪しからず(あっちの名前は志々雄ですけどね)

 

まとめ:少年漫画が好きな人に

王道展開が好きな人には間違いなくオススメな「結界師」。このサイトでオススメ漫画ランキング100というのを書いているのですが、そこで頂くコメントの中に、「結界師の順位が低くて驚きました」というコメントを頂くほど人気な作品。

とにかく個人的には志々尾限が死闘に臨む、黒芒楼の戦いを見て欲しいです。本当に泣けますよ・・・。

 

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