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マンガルチャー

漫画は癒し

シキズム【恋と嘘、ムサヲさんの前作】四季を擬人化した物語

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ついに買ってしまいました!!ムサヲさんの前作「シキズム」!!この時には「紬木ムサヲ」さんという名前で販売されていました。「恋と嘘がコミックスになる」という事で気分が盛り上がって、シキズムをついつい買っちゃいました。本当はkindle本が良かったんですが、、、(kindleリクエストも送っていました・・・)

 

まぁ、そんな事はおいといて、今回購入した「シキズム」のあらすじ紹介です。

 

 

あらすじ

新設された組織「国家戦略気象室」に、転属になった東雲(しののめ)は、資料を読むため、あるファミレスに立ち寄った。そこで四人の学生たちが、口論していた。その際に、勢いよく飛んできたコップが、東雲のパソコンに直撃、水をかぶる。それに起こった東雲は、その4人の机の上に、水を掛けて立ち去った。

ファミレスを出た後に、「国家戦略気象室」に向かった東雲を待ち受けていたのは「プロジェクトシキズム」と呼ばれる計画と、先ほど、水をかけた学生4人だった。「藤原 小春」、「蛍岸 夏生」、「菊池 秋彦」、「柊 冬麻」の四季達と、季節は巡る。

 

感想

このマンガ、amazonのレビューを見ていると酷評なんですが、私は結構面白くて、届いてから2回読み直したくらいです。

 

 

それぞれの四季、一人ひとりがイメージと性格が合っていて、なんだか親近感を感じます。ほのぼのした感じの「小春」、スポーツ得意で頭の悪い「夏生」、知的な「秋彦」、常に冷静な「冬麻」、どれも日本の四季から感じるニュアンスと、本作の設定が近いんですよね。

 

 

内容としては全部で、9作あります。「プロジェクト・シキズム」と政府から与えられた仰々しい名前は付いていますが、バトルが起こるわけではないし、異常気象が日本を襲いまくったところを解決するといった内容ではないです。

 

 

9作のうちの、最初が4人の担当になる東雲と4人の出会い。それ以降は4人が四季の能力を持ちながら、日常生活に溶け込むとどんな感じか、というほんわかしたストーリーです。

 

四季の力を使うといっても、夏生が濡れたカレーを暑さで乾かしたり、秋彦が柿を熟させたり、といった類のレベルです。(まぁ一部、東雲を狙って、雷を打つ超能力レベルのシーンがありましたが・・・)

 

 

このマンガの面白さは、4季ならではの現象を物語に取り込んでいるところ。私が特に好きなのは夏生の話。シキズムの4人は実験室育ちで夕立を見たことがない。しかし夏生が初めて出会った夕立の中で、雨の中に写る夏に人々が過ごす様子を知るシーン。

 

このシーン、見開きの描写が良いんです。夏生の

 

 

「夕立なんて初めて経験するのに、なんだかスゲー懐かしい」

 

 

という、四季として、今まで人々を見守ってきた感覚があるという描写がとても素晴らしいですね。

 

 

また最終話で、配属された時には疑いの目でしか見ていなかった東雲が、シキズムのメンバーを過ごすことによって、心新たに感じる四季への思いを伝える描写もなかなかのものです。

 

四季を擬人化するという珍しい描写で、1巻で終わっているのは本当に勿体ないです。今は恋と嘘があるので、ムサヲさんもお忙しいでしょうが、もし今後シキズムが続編が描かれれば読みたいなと思う作品でした。

 

シキズム (Gファンタジーコミックス)

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恋と嘘(1) (講談社コミックス)

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