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まんがで夜更かし

「なぜあなたは漫画を読むのですか?」と聞かれたら、そこに漫画があるからと答えます。

黒博物館 スプリンガルド【ロンドンに現れた怪人、バネ足ジャック】藤田和日郎

ダークファンタジー

黒博物館 スプリンガルド (モーニング KC)

以前紹介した、ナイチンゲールを題材にした「黒博物館 ゴースト アンド レディ 上 (モーニング KC)」、このマンガがすごい2016でも上位に食い込む藤田和日郎さんの短編型の良作マンガでした。

 

犯罪者に関するものを取り扱う黒博物館のシリーズはもう1つあり、それが今回紹介する「黒博物館 スプリンガルド」になっています。それでは、あらすじ、感想行ってみましょう。

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「黒博物館 スプリンガルド」あらすじ

舞台は1837年、ロンドン。街では驚異的な跳躍力を持ち、口からは青白い炎をだす「バネ足ジャック」と呼ばれる怪人が闊歩するという噂があった。しかし、ある日を境にバネ足ジャックは消えてしまう。

 

それから3年。またバネ足ジャックは現れた。以前は街の人にイタズラする程度だった怪人は、その強力な力で女性を殺害する事件を起こす。

 

この殺人事件を追う、ロッケンフィールド警部は、3年前のバネ足ジャックの容疑者である「ストレイド卿」に疑いをかける。一体、女性殺害の犯人は誰なのか? そして目的とは?ロンドンを舞台にした伝奇アクション、ここに開幕!

 

「黒博物館 スプリンガルド」感想

ゴーストアンドレディよりも読みやすい 

このスプリンガルドを読む前に、先にゴーストアンドレディを読んでいたことを冒頭に書きましたが、言い回しや背景がスプリンガルドの方がかなり分りやすいですね。

 

決して、スプリンガルドの方が面白いといっているのではなく、1巻完結型で手軽に読める感が強いという印象です(ゴーストアンドレディはストーリーの重厚感がすごいので)。

 

どちらも読んでいない人は、うしおととら、からくりサーカスのような感じと近く、ああいう藤田節が好きな人にはまず、スプリンガルドを読んでから、ゴーストアンドレディを読むことをおすすめしたいですね。

 

バネ足ジャックの使い手がカッコイイ

ネタバレしちゃうので、多くは語りませんけど、とにかくストレイド卿の操るバネ足ジャックがとてもカッコイイ。こういう怪人って、ダークヒーローっぽくて、怖さと格好良さが同居してるイメージ。

 

さらに、ストレイド卿自身もイタズラに使っている様子とか、大人と子供が同居しているようで、凄く良いキャラクターしてるんですよね(それが理由で、凄く怒られるシーンはあるんですが)。

 

そして、やっぱりクライマックスの教会のシーンは最高。自分の大切な人のために日の目が当たらないところで、守り抜く様子は男として憧れますよね。

 

エピローグが秀逸過ぎ

スプリンガルドには、本編に加えてその後を描いたエピローグ(ストレイド卿の子供の話)があります。個人的には、本編よりもこのエピローグの方が好き

 

読んでない方には、わかりませんが、最後に二人で黒博物館を訪れる様子なんてもう・・・たまりません!やっぱり、藤田さんのマンガの読了感、ハンパじゃないです。

 

「黒博物館 スプリンガルド」まとめ 

黒博物館として発売されている2つを通して読みましたが、このシリーズもっと出して欲しいです。ただ面白いだけじゃなくて、完結型で物語が濃縮されているのが魅力的なので。

 

イメージとしては、小説の江戸川乱歩や、シャーロックホームズみたいなシリーズで、出してもらえたらいいんだけどなぁ。ぜひ期待です。

 

黒博物館 スプリンガルド (モーニング KC)

黒博物館 スプリンガルド (モーニング KC)

 

 

管理人のヒトコト

管理猫
藤田さんの物語の構成力には、いつも驚かされる。伏線の張り方、回収の仕方が上手なんだよなぁ。
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