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マンガルチャー

漫画は癒し

天空侵犯 1~4巻 感想 【高層ビル上でのパニックホラー】三浦追儺、大羽隆廣

パニックホラー

天空侵犯(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

 

マンガボックスで連載中の、天空侵犯。ドリィ・キルキル、GREENWORLDS、アポカリプスの砦と、パニックホラー作品満載のラインナップの一つです。

 

マンガボックスのパニックホラーは、外れが少なく、楽しめるのが多いのが特徴であり、この天空侵犯も毎週楽しみにしている作品です。

 

今回、改めて1巻から読み直したので、あらすじ、感想、考察などをまとめてみました。それでは、行ってみましょう!!

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あらすじ

主人公「本城遊里(ほんじょうゆり)」は、気づくといつの間にか全く知らない部屋の中にいた。そこにいたのは、無惨になった男性の遺体と、オノを持った仮面を被ったオーバーオールの男。

 

恐怖を感じ、その場から屋上へ逃げ出したゆり。そこには、見たこともない高層ビルだらけの世界が広がっていた・・・

 

仮面に追いかけられるゆり。仮面が追いかけてこない唯一の条件は「高層ビルから飛び降り」する事。

 

各々特技、特徴を持つ、色々な仮面に追いかけられるゆり、果たして彼女はこの「高層ビルの世界(領域)」から脱出できるのか!?

 

感想・考察など

仮面の設定が面白い

1巻表紙に写っている白い仮面の化け物が、この天空侵犯の中での敵キャラになるんですが、この設定がとても斬新(凄く今っぽい)です。

 

仮面の裏に書かれたQRコードの羅列のようなもので、人を操って、他の人を操る。そして操られる人は人間として、普通の能力以上のものを引き出す(脳の活動領域を広げる、みたいな感じ?)という設定。

 

中でも面白いのが、1巻で操られている男子高校生の西浦くんが仮面の化け物になってシーンで女子トイレには入らないところ。要するに、仮面を被る前の当たり前の行動や習慣化された行動には、反応を示さないんでしょうね。

 

なんでも、かんでもめちゃくちゃ強いチート級化け物よりも、戦略を立てて倒せる方が見ていて面白いです。

 

伏線回収をきちんとしている

これ、凄く重要。天空侵犯は伏線回収がしっかりしているので、「あれはどうなった?」、「これは?」みたいな形になることは、あまりありません。

 

具体的に言うと、謎発生→次の仮面に会ったときに解決→新しい謎発生→以下、ループ、みたいな。

 

コミックスで間隔を置いて読むケースが多い僕にとっては、天空侵犯のようにきちんと一つずつ伏線回収してくれる方が、読みやすいのが正直なところですね。

 

【考察、予想】なぜ、飛び降りさせるのか?

よくあるパターンとしては、「管理者が賭博を開いていて、どの参加者が生き残るのかをゲームしている」というケース。

 

ただ、これだと飛び降りさせる意味があんまりないですよね。そこで考えられるのが、賭博を1階で行っているのではないか?という事。

 

賭博黙示録カイジで、高層ビルの一本橋を渡るシーンを始め大体どのマンガでも、モニター越しに見るというのが通例のような気がします。

 

それを1階で間近で見れたら?と思ってしまいますよね。何にしても悪趣味な事には変わりませんが。

 

まとめ

パニックホラーの中でも、ただ逃げ回るという事ではなく、本城ゆりの冷静さにより、戦略的に攻略していく「高層ビルの領域」。

 

この世界が存在する理由は何なのか?最後まで目が放せません!!

 

天空侵犯(1)

天空侵犯(1)

 
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巻別あらすじ・感想

2巻

天空侵犯(2)

天空侵犯(2)

 

 仮面もどんどん強くなってくる2巻。仮面との戦いは、メイド仮面、そして登場二回目のスナイパー仮面のあたりが緊迫感があり、見ものです。

 

そして、1巻から仲間になってはすぐ失いを繰り返していた、ゆりですが、ちゃんと長い間生き残るキャラクター、二瀬真由子(ニセマユコ)が登場します。

 

仮面のコマンドにより操られている事がわかった、高層ビルの世界の人々。なぜこんな事をするのか?伏線の回収が楽しみです。

 

3巻

天空侵犯(3)

天空侵犯(3)

 

 本城ゆりの兄「本城理火(ホンジョウリカ)」が登場する3巻。この理火と戦う、野球仮面が凄すぎます。なんと、砲丸を剛速球で投げるキャラクター。恐ろしい・・・

 

ところで、理火と一緒にいる野球仮面を銃で撃った沖原って怪しいですね。なにも、あのタイミングで銃を撃たなくてもいいような気がするので、世界の構築側の人間なのかも。

 

さらに最終話では、この高層ビルが「神」を生み出すための機関である事が判明。そして仮面たちは、天使として「神に近づいたもの」を神にする義務があることも。

 

なぜそんな事をする必要があるのか。どういう目論見なのか。まだまだ謎が多く残っている天空侵犯3巻でした。

 

4巻

天空侵犯(4)

天空侵犯(4)

 

神に近づいた者というキーワードが出てきた3巻から、引き続き謎が深まっていく4巻。なぜここが神を作り出す機関なのか。神とは何か、どんどん伏線が張られていきます。

 

4巻の中では、一番面白かったのはやっぱりニセちゃんが、仮面を被って、ゆりを助けようとしたところ。5巻への展開がとても楽しみです。

 

推測なんですが、本城ゆりと兄の理火(りか)、二人繋げると「ゆりりか」ですよね。これ、「ユリーカ(Eureka):分かったの意味」にしか見えないんですが・・・どうでしょうか。

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