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【無料で読める】兎が二匹 1,2巻 感想【398歳の女性すずと、19歳の男の子の永遠に結ばれない恋愛】山うた

兎が二匹 1 (BUNCH COMICS)

このサイトの読者「レクシア」さんからこちらの「兎が二匹」を推薦いただきました。今まで全く知らなかったこの作品、とにかくめちゃくちゃ切ない。詳しくは感想で。それではいってみましょう。

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「兎が二匹」のあらすじ

主人公は不老不死な398歳の女性「稲葉すず」。彼女の事を愛する宇佐見咲朗(うさみさくろう)という19歳の男の子と同居しており、すずは、不老不死にもかかわらず死にたがりなので、毎日咲朗にその手伝いをさせていた。

自分が死ねない、すずはある日、国を巻き込んで死のうとするが、結果1年後に蘇ってしまう。そして、咲郎がバイトしていた喫茶店に行き、現状を聞くと、咲郎が病気で半年前に亡くなっていたことがわかった。

自分を大切に思っていてくれた人の死。兎の様に寂しさで死んでしまいそうになるすずの咲朗と出会ってから今までのストーリーを回想調で紡いでいく。

 

切なくてたまらない

1話で咲郎がいなくなったところからのスタートで、回想シーンが中心になっているため、結局ゴールはバッドエンドにしかならないが故に、凄く切なくなっています。

感覚で言うと、最終話直前で死ぬキャラがいるマンガを、2周目で読むあの感じ。「最後いなくなるけど、こんな事言ってたよなぁ・・・」みたいな感覚を1回目から味わえてしまうので、始終切ないんですよ。

特に回想シーンの咲郎くんは、寿直で屈託なく笑い、ポジティブな性格。それ故に、すずがいなくなった1年間で、どれくらい苦しんで、病気になって亡くなったのか。想像するだけで胸が苦しくなります。

 

すずの広島弁がいいテンポを与えている

過去色々なマンガを読んできましたが、主人公が広島弁な女の子、という設定は少ないんじゃないでしょうか。関西弁のキャラならたくさんいますけど・・・。

物語上、すずは398歳という設定。作者は巻末で、年を食っているという事を言葉で表現するために、老人語とルーツを共にする広島弁を選んだ、と言っています。

たしかに、関西弁や標準語よりも広島弁を使い、適度な方言になっている事が、398歳であるすずのちょうどいい魅力を増している事は間違いありません。

 

2巻での、すずの故郷「廣島(ひろしま)」での話が楽しみ

主人公のすずの生まれ故郷は、広島弁を使う事からわかるように、廣島出身。1巻の最後で、駅に到着してから、すずが吐いてしまったように彼女にとって広島は何かトラウマがある土地のようです。

1巻はそのトラウマを明かす前に終わってしまいましたから、2巻で、すずがどんなトラウマを抱え、なぜ幸せを求めずに死にたがりになっているのか、という伏線が明らかになるのを期待しています。

 

(追記)2巻の感想

完結巻となる2巻。読んだ感想は「とにかく切ない」の一言に尽きる。1巻でサクが死んでしまう所から始まる回想ストーリーの中でも、すずにとっては永遠の命を持つからこそ、悲しいことばかり。

1巻の終わりあたりから、描かれていた廣島の回想シーンがどういう風に続くのか、楽しみにしていました。回想シーンなんで、もちろんサクの話が出てこないんですが、これも切ない。読みながら、なんで「すずだけこんな目に合うの?」と感情移入してしまいます。

そして、最終話に向かうにつれて、淡い期待と共に過ぎていくすずの永遠の時間。すずが取った永遠とも言える行動も泣きそうになる展開です。お互い好きだったのに、結ばれない恋って切なすぎますね・・・。

 

この2巻の感想はとても抽象的に書きました。その理由は、ぜひ手にとって読んでみてナチュラルな状態で作品を感じて欲しいから。

「兎が二匹」は決して笑える話ではありません。正直、読んで幸せな気持ちになる事もありません。しかし、こんなに余韻を残す作品は滅多に出会えるものではありません。ぜひ、一読してみてください。多分、読み終わった頃には胸を締め付けられる思い出一杯になっていることでしょう。

 

まとめ

レクシアさんから推薦頂いたこちらの「兎が二匹」。今まで自分が全く関わりのないジャンルだったので、とても新鮮な気持ちで読ませてもらいました。やっぱり自分の知っている範囲のマンガばっかり読んでいると視野が狭くなるので、凄く嬉しいですね。

 

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