読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

まんがで夜更かし

「なぜあなたは漫画を読むのですか?」と聞かれたら、そこに漫画があるからと答えます。

地獄の教頭【どんな方法を使っても教育するダーク教頭】大沼良太

ダークファンタジー

地獄の教頭(1) (ヤングガンガンコミックス)

今回紹介するのは、「地獄の教頭」。これ、めちゃくちゃ面白いんですよ。ジャンルとしては「ハードボイルド学園モノ」という、タイトルと共にちょっと予想できない感じになっています。

それではあらすじ、感想行ってみましょう。

 

あらすじ

ある学会でこんなことが言われていた、「教頭は地獄」と・・・。

朱地中学校で教頭として働く近衛修文(このえおさふみ)。彼がついている役職「教頭」は、学生の教育、さらに教頭の下で働く教師たちの教育を行う事である、そう、どんな方法をとっても・・・。

 

感想・レビュー

この「地獄の教頭」、冒頭で書いたとおりタイトルから内容が読みにくいですが、「地獄から来た教頭」というのが一番解釈として近い気がします。

要するに、教育的指導が必要な教師、学生に対して、常識を超えた方法で教育を行っていくという内容。

 

普段の教頭は、学校の清掃を行う校務員と間違われる程おっとりしたキャラクター。

生徒からも、そして同僚の教師たちからも軽くあしらちゃっています。

 

しかし本当の姿はムッキムキのスーパー教師。必要とあらば、丁寧な言葉を添えながら、鉄拳制裁する残虐教師です。

一応、教育する前提で話が進むのでストーリー場から退場するレベルまでは行きませんが、制裁シーンは人によって見るのが辛い人もいるんじゃないでしょうか。

 

例えば第一話で出てくる、チャラくて仕事を全くする気もなく、同僚の若い先生を襲おうとする新任の体育教師の話では、言葉で言って更生できないと近衛教頭が判断します。

その結果とった行動がなんとその先生を拉致して、逃げ場のない部屋で化物のようなやつに襲わせるという内容。

常識的な方法で解決しない(むしろ社会的なダメな方法で解決する)あたりが、ダークヒーローっぽさをより醸しだしており、同時に「地獄の教頭」としての魅力を増しています。

 

1巻では基本的に1話完結型で物語が進みますが、2巻からは数話でワンセットとなった話が中心になってきます。

1話の話の中で悪を懲らしめる方が読者としてはわかりやすいため、2巻よりも1巻の方が面白い印象ですね。

 

 

まとめ

世間ではトボけたおじさん。本気出して教育に取り組めば、どんな事でもするダークヒーローになる両極端を持つ「地獄の教頭」近衛先生。

地獄の・・・というタイトルですが、正直「地獄から来た教頭」というのが近い気がしますね。

 

このマンガは「特命係長・只野仁」を好きな人にオススメしたい。

ただし、只野仁よりもちょっと描写がキツイものが多いので、そこだけはご注意を。

 

地獄の教頭(1) (ヤングガンガンコミックス)

地獄の教頭(1) (ヤングガンガンコミックス)